もみもみ

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こっちの世界は全裸を曝すことが多いのだと思うようにして、それならばこの体で良かったと心底思う。男性以下かもしれない、あんなチョロッとした胸では生きていけない。せっかく手に入れたこの胸と堂々と生きていこうじゃないの。 「お願いします、ウィル」 「お任せください。湯にはオイルが入っています。そのまま肌を撫でて頂くだけで余分な物は落ち、必要な油分が肌に浸透致します。では、洗髪させて頂きます」 浅いお湯に仰向けになると胸の先端がちょうど隠れるか、隠れないかという湯量だと分かる。髪が濡らされるのを感じながらゆっくり腕を撫で、胸にお湯を掛けるように撫でると…これって揉んだのとは違うよね…今もみもみとするにはいい体勢なんだけど… 「久しぶりの洗髪ですから、二度洗いましょう」 ウィルは一度目はさっと洗った頭を、二度目はヘッドスパのように洗ってくれる。 「気持ちいい」 「もっと強く…優しく…ユリア様のご所望通りに…」 「もう少し強くしてもらった方が好きかも…」 「っ…こんな風に?」 「ぅん…いい…最高」 「ここは?ここ…好きですよね?」 「あっ…スッゴク気持ちいい…もっと…」 ウィルの洗髪テクニックは羞恥心など吹き飛ばすほどの気持ち良さだ。
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