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それから翻弄され続け、快悦を得ては喘ぎ、羞恥に戸惑い、ラースのモノを受け入れる圧迫感に極上の苦痛を訴えつつ、耽美な快楽を覚えていく喜びに浸る私の全身百面相は止まることがなく、第三者から見れば実に滑稽だと思う。
しかし、ラースはその百面相の全てを甘く受け入れてくれるものだから、私の体と心はどんどんと開かれて、その心地よさに溺れていく。
「ユリア…これほど素晴らしいとは…僕は一時もユリアと離れられない…よっ…」
二度目の交わりで、ラースは動きを止めて私を強く抱きしめた。その間にも遠慮がちなひくつきを感じさせる彼のモノはサイズアップしたように感じる。
「ぁ…の…ラース…」
「うん?」
「ひゃ…ぃ…」
私の耳たぶを齧りながら彼が返事をするので身を捩る。
「締まった…僕を離さないって言ってるね、ユリア…ずっとこのままでいようか?」
ゆっくり腰だけを引いてぐいっと突き上げたラースに
「あぁ…ぅ…それは…いいけど…ダメ…」
何とか訴える。
「残念…どうして?」
「…私の体に…大きな穴が開いたままになっちゃ…う…すぅすぅするのはヤダ…」
「そっか…僕の形になればいいね…ここ…足、持てる?」
ラースは優しく、私に恥ずかしい格好を求めて、さらに私を溺れさせるのだ…ぃ…ぃぁあ…ぁん…
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