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尻の中に入ったぬるま湯は、数分と持たず『出してくだせえ!』と暴れ始めた。背筋がピンと張って、脂汗がこめかみを伝ってくる。堪らず立ち上がろうとした7の肩を、ヨシュアが押さえた。
「ご褒美が欲しくないのかい? 残念だな、7。もう二度と会うこともないだろう」
――それだけは嫌でござる。
必死の形相で7が我慢する。そうは言っても、ぬるま湯が直腸で大暴れしているのだ。身体はプルプルと震え、肛門筋を最大出力で締める。
意地の悪い顔が近づいてきて、7の顔を両手で包んだ。柔らかい唇を重ねてくる。
流石は相手も生粋のバリタチ。ヨシュアはえげつない程、キスが上手だった。指をねぶられた時もそうだったが、唇の存在が18禁なのだ。顔面に性器が張り付いていると言っても、過言ではない。
そんな事を本人に言おうものなら、シャワーヘッドで殴られるどころでは済まなさそうだが。
7は腹痛に悶えながら、ヨシュアの唇を貪った。上唇に優しく歯を立てれば、ヨシュアの甘い溜め息が零れてくる。互いの舌を吸い、絡めて、口腔内を愛撫しあう。ふいに、完全に怒張したヨシュアの雄が目に入った。
ついに「ああっ」と鳴いてしまった7。サファイアブルーの瞳が歪んで、7の唇をまるっと食べてしまった。顔は両手でがっちりとホールドしたままだ。
「んん! んんんんん!」
――限界。マジ限界。俺は尻から漏らす! 暗黒史が爆誕する!
「よく頑張ったね、7。トイレに行っておいで」
ヨシュアの満足しきった顔が見えた時、7は既に走り出していた。ケツ筋に全神経を集中させる。「フフッ、可愛い」と呑気な声が背後から聞こえた。
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