気持ち良くなろうよ

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気持ち良くなろうよ

 二人はとっくに我慢が出来なくなっていた。  真っ白になった部屋の中、安普請のベッドでもつれ合う。唇を貪り合い、舌を絡めては互いの口腔を愛撫する。 「甘い」そう言って苦い顔をしたヨシュア。けれども、瞳の奥は笑っていた。  7を組み伏せたヨシュアが、改めてその筋肉美を見つめた。警察官の制服が胸筋で盛り上がっている。ツンと突き出た乳首を、なんの気なしにいきなり噛んだ。 「ひゃんっ!」 「……ひゃん?」 「だって! ヨシュア様、昨日ずっと俺の乳首を弄ってたじゃないですか! 変なんすよ、あれから」 「お前が変なのは、出会った時からだろう。何を言ってるんだ、今更。終わったら絆創膏でも貼っておけ」    ジタバタする7に、固くなった雄を押しつける。スーツ越しでも丸わかりのそれに7が生唾を飲み込んだ。  ゆっくりとサファイアブルーの瞳が近づいてきて、乳首を再び舐り始めた。細い指はもう片方の乳首をカリカリと執拗に引っ掻いている。 「あんっ! もうっ! ヨヒュア様、それダメです。ダメ!」  スーツと制服。布を通して、お互いの雄を擦り合わせる。それだけでも昇天しそうなのに、ヨシュアの乳首責めは性格モロ出しの助であった。ネチネチしているにも程がある。 「ああっ!」  7が早々に身を震わせて果てた。制服の中がジワッと濡れ、温かくなる。それでもまだ、頑張っているヨシュアの雄。余裕の笑みで見下してくるサファイアブルーに、涙目の7が懇願した。 「あの……ヨシュア様のをしゃぶらせてください。嫌だったら、しないです」  雄立ちバッキバキのまま、スンッとした顔で上半身を起こしたヨシュア。彼は顔についていたクリームを拭うと、顎に手を当てた。真顔で何かを考えている。  ラジオから流れるメロウな曲は、再びアップビートを刻み始めていた。 「ふむ。私も尻のほぐし方を学びたいと思っていた所だ」
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