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群馬県をまわった記憶が道の駅のことしかない。本を読むのが目的とは言え、いくらなんでも味気なさすぎる。
このままでは、いつか放浪生活を終えて、誰かに旅の思い出を語ろうとしても、銭湯の料金くらいしか土産話がないではないか──あとは大量の読書感想文。一体何年留年したのって話だ。
宿題が嫌いな学生に向けてメルカリで売るのもいいかもしれない。手遊びで書いたものが、多少なりとも小銭になれば御の字である。路銀は多いに越したことはない。
まあ、そんな需要はないだろうけれど。
とはいえ、せっかく県を跨いで栃木県に来たわけだし、これを区切りとして、今後はもう少し観光に力を入れていこうと思う。
さっそく今日、足利織姫神社に足を運んだ。山の中腹にある神社。境内から見える景色がとても綺麗だった。
しかしそれよりも、駐車場までの山道が狭く、対向車とすれ違うのに苦労した記憶の方が思い出には残るかもしれない。
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