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綱渡り
私は決して強くはない。
それでいて、
弱くもないと思ってる。
人生のドン底だと思い
沼って絶望して
闇落ちなんて秒でできる。
周りを気にせず
足掻く事もせず
殻に籠り
鬱々になるなんて直ぐになれる。
でも、
自我を保つ為
堕ちないように
「私は本当に人生のドン底にいるのか?」
問いかける。
必死に綱渡りをしている。
足元を見たら怖くて進めない。
だから
ゆっくりと
確実に
前を向いて歩いてる。
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