綱渡り

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綱渡り

私は決して強くはない。 それでいて、 弱くもないと思ってる。 人生のドン底だと思い 沼って絶望して 闇落ちなんて秒でできる。 周りを気にせず 足掻く事もせず 殻に籠り 鬱々になるなんて直ぐになれる。 でも、 自我を保つ為 堕ちないように 「私は本当に人生のドン底にいるのか?」 問いかける。 必死に綱渡りをしている。 足元を見たら怖くて進めない。 だから ゆっくりと 確実に 前を向いて歩いてる。
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