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・大騒ぎの厨房
ののはな亭の厨房
厨房で暴れているモンスター達に皆がわらわらと慌てていた
「きゃああ」「うわああ」
「おい まだ生きているじゃないか このモンスター!」リジャが叫ぶ
何かの手違いだったらしく 仕入れたモンスターが生きていた
冷凍状態から解放され 暴れまくる巨大な大牛に 巨大かたつむり
それに 20匹以上の巨大スライム 空飛ぶ魚
「ああ、もう 先程調理した キノコと大熊モンスターの煮込みを向こうに避難させてくれ!」リジャが声をかける 「はいです」
「届けて大丈夫なら 届ケマス」小人のコロボックル45号 「ああ、そうだな 頼む!」
「他の分も避難サセルデス」コロボックル達 わたわたと働き 動いていた
「が‥頑張るよおお」「おお~~」小人のコロボックル達
メイド姿の少女達 ウエイター姿の者達も参戦中
「アイスング 敵よ 凍りつけ」「グレーターアロウ!」
エアリンの氷魔法、アイスングの呪文で巨大スライムの多くが氷つく
ピキ、ピキン、ピキンン!
ウエイター姿も決まっている 渋いおじさんの魔法攻撃
グレーターアロウで 魔法の矢が次々と放たれ 巨大大牛の一体
巨大かたつむりに命中!
長めの包丁 ショートソードより小さな物を左手に持ち
エプロンは外さずに リジャも攻撃していた
包丁が 手の中で回されて 踊るような動き
くるくる シュタン! ザッシュ シュターン
切れ味抜群 3匹の巨大かたつむりが 真っ二つになる
それに宙に浮かぶ魚も 斬られる
「目隠し状態なのに 本当に見えているのよね」「どうしてかしら?」うさ耳のメイド達が話す
「きゃあ、椅子が飛んできた」「こっちは鍋とお玉よ いやん!」
リジャは・・・
更に 戦闘最中でも リジャは休まずに料理をする
「ピラフは・・と出来たぞ」「はい 御任セ クダサイね」コロボックルが
飛び交う椅子や鍋に皿を避けながら 食事を盛り付けて メイドの一人に渡す
「了解 行ってくるわ」「頼んだぞ」ちょっと修羅場ぽい状況であった
そんな中でも
リリンと電話が鳴る どうにか一人辿り着き 電話を取った
「はい 戦闘ヘルプ1回ですね」「戦闘ヘルプが来ましたけど どうします?」
「誰か一人 行ってくれ!」「こちらも戦闘中ですが・・いいですか?」
「一人くらいなら 構わんから! コンソールで敵のモンスターの確認忘れずに!」リジャ
「予備厨房で 誰か手の空いている料理人 調理を頼む!」「は、はい」
そして 何故か 指示を出しているリジャであった
「そこのモンスターの足だ そこを攻撃しろ!」
そう言いながら リジャは包丁で巨大スライムたちを切り倒す
「きゃああん」メイド達のスカートがめくれる
前オーナー・アモンドの指示で下着 基本は白か黒 あるいは白に近い淡いパステルカラーと決められて
白いフリルのパンチラとなる 他の子は淡いピンク
他にもチラリん やはり 白が多い
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