ののはな亭で戯れて ダンジョンの街にある食事処 配送可能

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・大騒ぎ中の厨房 モンスターの体液のせいで 床で滑ったメイドを庇う リジャ 「気をつけろ 大丈夫か?」「は、はい」赤くなるメイド そこに・・ 「あ、何事ですの」ダンジョンで戦闘ヘルプを終えた アルとルリンが戻り惨状に驚いていた 「あのな 冷凍モンスターが生きていた 連中が暴れている」「わかりましたわ」 アルとルリンが参戦 「行きますわ!」「ええ!」 「氷の矢」アルの得意魔法 魔法で 氷の矢が出現 敵の巨大スライムを攻撃 アルは炎系以外の魔法を使うが 特に優れているのは水系魔法 巨大な こん棒を魔法で出して 打撃系の攻撃をするルリン ちなみに彼女の得意魔法は癒し系 炎系以外も中級魔法ならこなせる 炎系魔法は 初級ならこなせる者達もいるが・・ 扱いが難しいらしく中級以上の扱えるものは そう滅多にいない 多くが魔法石の力で 使われていた トコトコと可愛い足音 「リジャああ 何の騒ぎ?」 奥の部屋から 出てきたのは主(あるじ)であるシャラ姫 にこやかに微笑んで聞く  なお皆の安全の為  普段は閉じ込められている この時のシャラ姫の気分はアラビア風であったので 衣装をアラビア風でまとめていた 胸元だけに言わば白のブラジャー、またはビキニをアレンジしたもの  金刺繍入り 青や黄色に緑、赤い石が散りばめていた 履いているズボン おへそが何気に見えている ズボン下は丸みを帯び ふんわりとした白のズボン 金と銀の刺繍入りの腰布 足首でキュウと絞って止めている 頭には金の輪をつけて 白いベール  実は ちょっとだけ、くびれがある腰 胸元は寂しいが これはこれでいい感じ そこにモンスターが襲いかかる 「あ・・」反撃するシャラ姫 カプ 巨大スライムに噛みつくシャラ しかし・・「血が吸えない くすん」哀しそうに一言 今度は スライムがシャラを取り込んだ 「あ・・あれ?」巨大スライムの中に取り込まれる シャラ姫 水の中で暴れるように わたわたと動いていたが 動きが緩慢になり 気を失う スライムはシャラ姫を取り込み 身体の体内で ゆっくりと溶かし始める 慌ててリジャが シャラを 助けようと動く 「炎の剣!」炎がリジャの手の中に出現 巨大スライムに突き刺さる シューウウウ 巨大スライムが溶けた 「主さま!シャラ姫」リジャ  シャラ姫は気を失っているが 無事のよう リジャはホッとした顔をする 後ろから襲い掛かった 巨大熊を 振り返る事もせずに「・・炎」と一言 赤い魔法陣が巨大熊の足元に現れて 一瞬で 焼けこげる 「ギャアアアア」巨大熊の断末魔の悲鳴がとどろく ・・・お肉の焼けた 程よい とても いい匂いが漂う 漂っていた ああ、美味しそう だが まだ敵が大勢いた 「やれやれ」呟くリジャ シャラ姫を抱きしめつつ まだ 暴れている別の巨大大熊をチラリと見るリジャ 「炎の槍・・」 巨大大熊に 大きな炎の槍が突き刺さり 一瞬で焼けてゆく 「グオオオオ」がくん!「巨大熊は始末した はあ・・」リジャ 小さく息を吐く 「次は・・と」リジャ 次に宙を浮かぶ魚にも 炎の魔法 こんがり、いい匂い ああ、本当に美味しそう・・ ああ、本当にいい匂いであった 食欲をそそる匂いである ちなみに『炎の槍』は中級クラス前後の炎の魔法 目を覚ましたシャラ姫がそっとリジャの顔に触れる 今の大騒動で 『目隠し』しているグレーの布が緩んで リジャの瞳が見えた
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