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手につかない日々と拠り所
コロナ感染者が日本にも出たとニュースが連日テレビで伝えられる様になった日、私は通所介護施設で働いていた
父親の件が頭から離れずでも利用者には心配させちゃいけないと笑顔を作りやり過ごす日々に心は壊れかけていたんだと思う
ちょっとしたミスが増え、それをスタッフに強く当たられ仕事に行こうとしても体が動かず、笑顔が作れなくなり利用者を不安にさせ呼び出された事もあった
時には本当に動けず仕事を休むことも
それでもそばに居る人は心配する事なく、その頃には時に異性と遊びにも行っていた
悔しくないと言ったら嘘になる
はっきり言って辛いと思う事も多かった
それ以上にあの時はハマっているものがあった
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