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地獄の日々 R18
トオルの日常はそこから様変わりした。
朝、家を出る時にはシュウ、リク、アリユキの3人が待ち構え、まるで罪人のごとくトオルを学校に連れていかれる。
他のクラスメイトに囲まれる中で、言ったことや行動が3人の好みにそぐわない場合、地獄を見るのは放課後だ。
「今日は何発?」
「8」
「はーい。ユウヤ、歯ぁ食いしばれよ」
アリユキにそう宣言され、トオルは言う通り歯を噛み締めた。
その後に来たみぞおちを殴られた衝撃にトオルの意識が一瞬飛びかける。しかし、気絶するわけにはいかない。
必死に耐えて、口の中に溜まった胃液を飲み込む。
「……ぐっ! げほっ!」
「1回でへばるんじゃねぇよ」
アリユキが呆れたようにトオルを見下ろす。
シュウ、リク、アリユキの望む「ユウヤ」が出来なかった場合は、暴力が待っている。
回数はシュウが決め、実行はアリユキが担当し、リクは見るだけのその行為は殴られた跡が他者からバレないように制服や体操服を着て隠れる場所を狙われる。
初めの時にやられたような顔を殴られるよりはマシとは言えども、トオルがユウヤとなって1週間で制服の中には常に真新しく痛々しい痣が所狭しと並んでいた。
暴力が終わった後も終わりでは無い。リク主導による凌辱が待っていた。
着ていた服をはぎ取られ、卑猥な道具を使用した凌辱が暴力をうけたすぐに始まるのだ。
正直、この行為がいちばんきつい。
本来人間が触れることのない部位を玩具のように扱われ、その行為にトオルの体はいともたやすく反応する。
それは仮にトオルが達しても、トオルを凌辱する3人が満足するまで終わらないのだ。
そうしなければ、トオルは解放されることがない。
たとえ気絶したとしても水をかけられたり頬を叩かれたりして起こされる。
だから、トオルは辞めることが出来ないのだ。
「トオル、ちゃんと咥えろ」
「んっ……、ふっ……」
リクのいう通り、トオルはリクの陰茎をしゃぶる。
同性の陰茎を口に含めるなど、したことが無い。
口の中ではトオルの唾液なのかリクの精液なのか分からない液体が混ざり合い、それが卑猥な水音となって部屋に響いていた。
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