終わらない苦しみ R18

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終わらない苦しみ R18

「ユウヤ、なにがいい?」  トオルの前に卑猥な形状の道具が並べられる。  人間の陰茎よりも長く太い道具はグロテスクな色をしている。突起物がついているものもあれば、吸盤のようなものまで様々なものがトオルの前に置かれていた。  せめて一番細く、まともな形のものを選ばなければと、トオルは震える手で一つを手に取った。 「こ、これ……」 「んじゃ、初めにそれね」  初めに、ということはアリユキは並べられたものをすべて試す気なのか。  血の気が引き、トオルは手に取ったものを落として後ずさりをする。 「お前が選んだんだろう」 「あっ!」  シュウがトオルの足首を掴む。  強い力で掴まれ引っ張られたトオルは自然と3人に孔を向ける体勢になる。立ち上がろうと抵抗をすれば、リクに思い切り尻を叩かれた。 「ひっ……!」 「逃げるな」 「ごめんなさいっ、許しーー!」    トオルの言葉を言う前にトオルの孔に道具が挿入される。  3人のものとは違う圧迫感にトオルは目を見開いた。 「あ"ぁっ!! いっ、うああぁっ!!」 「これ、一番太いやつだから。がんばれよ」  玩具を持つアリユキは面白そうに笑いながらトオルの中へ玩具を挿入していく。  苦しさに喘ぐトオルを余所にアリユキは道具を容赦なく奥へと進める。 「はっ……! や、ア、アリ……! んっ!」  喘ぐトオルの口に今度はリクの陰茎が押し当てられる。  さっき達したのが、まだ足りないのだろうか。  機嫌を損ねるわけにはいかないとトオルは再びリクの性器を口に含み奉仕を始める。 「んっ、ふっ、い、ァ……!」 「もっと喉、使え」  リクの言う通りにトオルは頭を前後に動かし、喉の奥でリクの亀頭を刺激するように動かす。  だが、トオルに入れられている玩具が集中を妨げ、うまくできない。 「おいアリユキ」 「ごめんって、シュウが言うからさ」  その言葉にリクは舌打ちをするとトオルの髪を掴み、無理やり陰茎をトオルの奥まで加えさせる。  急に喉奥まで入ってきたリクの陰茎に咳き込みそうになる。それを堪えて必死にリクの陰茎を舐めた。 「AVみてぇ」  アリユキの呟いた感想がおかしかったのか、リクとシュウは小さく笑った。 「お前、俺らのもんだな」  アリユキの声を聴き、トオルは瞳を潤ませる。  ユウヤは、どれだけこの地獄を経験していたのだろう。  今日は金曜日。トオルは日曜の夜までこの3人と過ごさなくてはいけない。  それを、少しでも軽減しようとユウヤはしてくれたのだ。 「っ! はぁ、あっ……!」  アリユキに道具を出し入れされる度に声が出る。  苦しさと快楽にあえぐトオルの姿をリクは見下ろし、冷酷に笑う。 「気持ち良さそうだな」 「あぅ、ひゃ……! ん、んあ……!」  機嫌のよさそうなリクの声を耳にしながら、トオルは必死にリクの性器に舌を這わした。  孔に入れられた異物感を忘れるために。 「ユウヤ、全部舐めろ」 「んっ――!」  先ほどよりも濃く量の多いリクの精液をトオルの喉は受け止める。  飲み切れず口の端から垂れた精液をリクは指で拭い、無理やり口の中に入れる。 「は、っ……、あっ……、んっ! や、あっ、あああっ!」  トオルの体が大きく跳ね上がる。  リクとの行為が終わったと同時に孔に入った玩具が勢いよく動き始めた。 「やっ、あっ、ああっ、や、だ……! ああっ!!」  すでに敏感なトオルの体に十分すぎるほどの振動が襲う。  休む暇もなく与えられる快感にトオルは何度も達する。 「ユウヤ」  3人のうちの誰かが、ユウヤの名を呼ぶ。  違う、自分はトオルだ。ユウヤではない。ユウヤは、トオルだ。 「なに、言ってるんだ?」 「お、お、れ……、ト……ォ、ル、違う、ユ、ウヤじゃ……」  嫌、違う。今、トオルはユウヤだ。  だから、ユウヤが正解だ。  違う、トオルは、ユウヤではない。  違う、違うとトオルの口は際限なく言い出す。 「頭、おかしくなったな」  誰かの呆れた声がトオルの頭上にかかる。  その声すら、もう誰のものなのかわからない。  それでも、トオルの口は違うと言い続けた。 「いや、ちが……、あっ、ああっ!」 「どっちでもいいけどな。なあ、これ終わったら飯にしようぜ」 「ああああぁぁぁっ!!」  一気に奥まで入れられたものは今までで一番大きいものだった。  奥まで突かれたトオルはその衝撃に目を見開きながら体を痙攣させた。
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