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魔物の正体②
前回の続き、ABCのチームを出来るだけ1つにまとめなければなりません。
※多少創作ですが、事実に基づいて書かせていただいています。
この問題に着手するにあたり1番の問題は
"どのチームもそもそも1つに纏まろうという気が無い"
という事です。
いくらえんたろーが外から説得しても、そもそも当人たちにその気がなければ意味がありません。
前項で書いた通り、AとBチームはイチャコラ出来ていれば満足な訳でむしろ昭和期質なCチームのおっさんたちなど邪魔に思っているくらいです。
Cチームはそんな事ないんじゃないのか?AとBが歩み寄りさえすれば仲良くなって一致団結するのではないか?
・・・と言われればこれが実はそうではありません。
むしろ一番厄介なのはCチームなんですよ。
若いうちは異性の事ばかり考えるのはある意味仕方の無い事です。
その事ばかりに気を取られているとそのうち大きな失敗しますが、敢えて失敗させておいて、その時にフォローしながら諭していけば、徐々に異性ファーストから仕事ファーストに変わっていきます。
そうやって少しずつ落ち着きのある大人になっていくものだと思っています。
しかし中年オヤジというのはそうもいきません。
自分の非を認めない、頑固、なにより変わろうとしない姿勢。
面倒だらけです。
いざ、若者が歩み寄ってきても上から目線。
会話は昔話と説教。
二言目には「最近の事は分からん」。いや、知ろうとしないだけでしょう。
まあ、そんな訳でえんたろーはまずCチームから着手する事にします・・・続く!
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