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生きる意味
「おい、ちょっと」
「あ、えんたろ-さん」
「その人、何処に案内してるの?」
「どこ・・・って、Aフロアに決まってるじゃないですか」
「その人は今日からBフロアに変更になっただろうが」
「え?そうなんすか?」
「何だと?申し送りに目を通してないのか?昨日からの変更点を把握しないで仕事してるのか?」
「え、ええ、まあ、えへへ・・・」
こういう何となく来て、何となく働いて、何となく帰る職員、珍しくありません。
老若男女問わず一定数います。
正直、えんたろーが理解できない人種です。
私も仕事は好きでは無いし、介護も福祉も好きでしている訳ではありません。
それでも一般人の人生の大半は仕事が占めるのです。
そんな人生の大半の時間を、何となく、何の意思も持たず過ごす事は私にとって考えられない損失です。
仕事をするのは生活の為、そして自分の人生の質の為です。
そんな事は当然だと思うのですが、私がおかしいのでしょうか。
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