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手の震え 彼女サイド
手が震えだした。
ふるふるふる……。
スマホを落としそうになり、慌ててポケットへ突っ込む。
と、誰かの足音がした。
体が震えだした。
誰かが私をストーカーしている…?
足音が聞こえて、シャッター音がした。
私は駆け足で警察署へ向かっていた。
明らかに誰かに着けられている。
足音は私の後ろをずっとついてきていた。
誰かに口をふさがれた。
私は口をふさいだ相手を睨もうと後ろを向いた。
「…っ!」
そこには誰もいなかった。
完
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