から、から、から。

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 ***  私の話はここまで。  スマホで、この掲示板に書き込むことまではできた。でも、何故か両親や友人に電話をすることができない。電話をしなきゃと思うのに、目玉焼きを食べたらいつの間にか時間が飛んでしまっている。私にとって自由になる時間は、こうしてお茶を沸かせている間、スマホをいじって掲示板を見る瞬間だけなのだ。  ここには、オカルトに精通する者も多いと聞く。  どうかお願いしたい。哀れな私を助けてほしい。私には、この現象が幽霊によるものなのか、呪いなのか、悪魔なのか、本当に何一つわからないのだ。  確かなことは、昨日。ついに卵の殻が声を発したこと。 『もうすぐね』  何が、もうすぐなのか。いずれにせよ、多分私は長くない。  気がおかしくなるか、命を失うか、そのどちらであるかはわからないけれど。
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