生きている限り

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少し離れたところに住んでいる2歳上の従姉妹と合流して、その姉が住んでいる2時間ほど離れた場所にバスで向かう。 バスから降りて、従姉妹の父親と姉と合流した。 そして、祖母と対面。 認知症になり、そういった人達が入る病院に入り、色々あって喋ることも動くことも出来なくなって別の施設に入った。 病院にいた時、何度か面会に行って話したが、もうその時には私のことは分からず、自分の妹に見えていたらしい。私の記憶には無い貧しかった時の話をされたのを覚えている。 1番最後まで覚えていたのは多分私のことだったと思う。自分の旦那さんよりも、娘よりも孫の私のことを最後まで覚えてくれていた。私が高校生の時だ。
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