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…" だから そこでも ここでも!"…
実は …
乃里が動かしてるモノたちからも
実に … 相談者としても
頼られてる し!
だからといって 上から 目線 の?
悪目立ち? なんて してない し …
… だから目立たなかったけど? …
この会社でも!
この時も! あの時も! その時の!
" 対象の間に入って! ”
煽って?て?
前GMのあの時だって …
―
……″ ドタドタドタドタ!”…
… ″ バぁ---ン!”…
…『 ねぇ------ 大 変!
GMが朝から不機嫌で!
皆に アタリ散らしてる ヨ!』…
… ハァハァ
… ハァハァ
… ハァハァハァ
女子更衣室には
まだ着替え中の人も何人か居るのに?
ドアを思いっきり開けて飛び込んで …
来たかと思ったら!
とぼけ顔でどうしてGMがそんなに?
不機嫌なのかが全く分からないけれど
とても大変な事なの! と!
云わんばかりに!
たまたまそこに居た奈美恵に知らせて
あげました!との事の様に話す彼女 …
違う派遣会社からだけど …
立場は奈美恵と同じここの営業事務で!
同時期に入った 一緒に あの本部長の!
下で 働く 乃里!
奈美恵は せっかく 昨日は 上手く逃げ
切った!と思っていたのに次の日には
こんなに出社早々!
まだ何も始められない事務服に着替え
途中なのに もう過呼吸になりそうな
ほど息苦しく!
だから後ろから!
その本部長の!
両手で絞めつけられた様に!
… 頭が痛くなってしまう …
…"… 私が原因なのかなぁ?…”…
… でも仕事は終わっていたんだから
本部長の車に乗るか乗らないかは?
私が決めても 良いんだよ ね ぇ ……
… ずぅ---------- ん …
だから奈美恵はその日が重く …
朝から ドッ!と 落ち込む奈美恵に?
本部長の様子を伝えに来た乃里はどこ
まで解って?この役目をしているのか
そんな 世話焼き? な 事が 多く …
派遣社員の弱さから奈美恵がココの
誰にも相談した事がない!
本部長との距離を少しだけでも!
とりたがっている事も もちろん!
乃里にだって言ったつもりもないのに
なぜか知ってる!
で … そう謂われた!
奈美恵は もう 力なく 放心状態 で …
その本部長に挨拶も せずに 目も …
合わせる 事 なく …
自分のデスクに座り マイペースに
自分の仕事を始めてしまい …
けれど意外にも?
その本部長の方からは何も?
聴こえてこないし …
… なら?そのまま何事も?
奈美恵の周りで起こらない事に
少し ホッ!としていた …
… 昼を過ぎた頃 …
再び乃里は!
コピー室で作業をして居る
奈美恵に 近づいて来た!
… ″ にゅ~ぅう!”…
『 … ねぇ大変本部長ったらぁ!
ホントはもう!
出掛けなければなのに!
まだ!
落とし前?つかない事が ?!
てぇ~ ‼
だから!まだぁ~!
出られないんだってぇ~!
このままじゃぁあ~!
ゼッタイにぃ!
気がぁ済まないってぇ~ 』
………
―
乃里は高井のモノのハズなのに?
こんなに女優で … 前GMのタメにも?
こんなまでするモノだから …
そのキャラはコロコロ変わり …
茉由が本社へ入ってからは …
またいい味出してて …
―
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
「 おはようございます!」
… カタン
… ササササ!
チャッカリ者の乃里は さっそく!
点数稼ぎ?に?自分の席から離れ!
… すりぃ~
茉由に駆け寄り顔色を見ながら!
茉由のPCの電源を入れてくれた!
… ペコㇼ!
茉由は乃里に会釈して
開かれたPCで急ぎ自分の出勤の打刻
をする …
… カチャ!
「 … 大丈夫よね!」
… じ
「・・・・」
… ニコリぃ~ …
乃里の方を見ると 目だけは鋭い?
笑顔でOKのサインを出してくれた …
… ニコニコ!
「 … ありがと 」
… ふぅ~
今日も打刻は無事!
大丈夫だった な!…
―
茉由のそんな …
ここでの 緊張が 緩むのは …
乃里の こんな …
手助けのおかげで …
それに乃里は …
staffの間にも
ちゃんと入り込み …
―
この日は …
研修会場 floor の 通路端にある
… 給湯室で …
そこには監視 camera がなく …
高井の目が?
行き届いていないから …
それを知る …
乃里の息抜きができる場所でも
あるし … だからこの日も …
… 乃里は そこに往ってて …
そんな乃里に 向かいあって!
めずらしく 結奈が
… 愚痴って …
居る!
「 … ダ・カ・ラ 乃里さ ん!
コーヒーは大丈夫ですから!
なんだか私!
若くないんですけど!
社会人5年目!
なんですけど!
『 ゆるキャラみたい 』 って
言われているみたいで … 」
熱くなってる結奈は?
コーヒーが冷めてしまうのも気にしな
いで! 喋り マクル!
だからいまは 本体が 熱すぎて!
「 ゆるキャラ 」との 感じ でもなく …
その!
" 童顔の原因 ” の はっきり二重の!
まあるい 大きな目 を さらに大きく!
見開いて! 乃里を 見 ツ メ ル …
「 … え~?
そうかな … 」
結奈の愚痴に相づちを打ちながらも?
とぼけ顔の乃里は自分のマグカップに
ミルクが多すぎて かなりヌル く?
なって しまっ た?
そんなカフェオレを味わうのではなく
グビグビッ と 飲めてしまったので …
なら!ラテにすれば良かったと 後悔
しながら 掌を パーに 広げ て …!
…「 待て! 」…
っと? 指示を出す様に?
結奈の方へ その掌 を 向けると!
ならラテ? と? そう思いながらも?
結局?
時間稼ぎの様に ゆっくりと作り直し
たのは ちがう?熱いコーヒー?で!
それをチビチビ飲みながら 再び …
結奈の話に
突っ込みを入れ様としたが …
「 … だって------- ぇ‼
『 ゆるキャラみたい 』っ
て!
これってぇ! …
"誉め言葉ですか ⁉ ”
それとも私が キリっ!
として無って事ですかぁ⁉
キッチリ! 仕事を!
頑張ってるのにぃ!
ショックなんですぅう!」
…" プンプ~ン!”…
…" プゥ~っ!! ”…
…" ぱ --------- ん !! ”…
結奈はマグカップを握りしめたまま!
躰をぶるんぶるん左右に揺らすので!
… じぃ---
…" それ … 零れない か? ”…
乃里にはそっちの方が心配だが!
結奈は ゼンゼン …
気にせずに興奮したままなので …
「 そうねぇ … 」
乃里は結奈の気を紛らわそうと!
結奈の顔の近くに自分の顔を寄せ …
マグカップを持っていない左手で
「 ひとつ 」 を 意味する様に
人差し指を立てて …
結奈の膨らんだほっぺを …
突いた!
「 … ん? カワイイじゃん!
結奈のこのカンジ! 」
乃里は結奈を揶揄う …
…" プンプ~ン!”…
…" プゥ~っ!! ”…
…" ぱんぱ~ん !! ”…
だから結奈の頬はまた膨らむ!
「 もー 止めてください ‼
私大人ですよ!
それに外見で判断されるの!
嫌いです! 私だって!
スゴ~っく ‼
チャンとしてるんです!
自分にできる事や !!
仕事にプラスになる事は !!
人に云われなくても !!
自分から動きますぅ~!」
…" プリプリぃ!”…
そして結奈はイジケタ!
ゼンゼン 気分が 収まらない 様だ
「 … ハイハイ! 」
だから乃里は優しい笑みを浮かべ …
… グビっ!
そう云いながらもモッタイぶって?
熱いのを 一口 ゆっくり口へ 運んだ!
『 … もぉ --- もぉー!
なんですか ----! 』
…" ぶすぅ------ !”…
結奈は怪訝そうに乃里に突っかかる!
…" ドウドウ ” …
… パタパタ
「 まぁまぁ … 」
っと! 乃里は結奈に向け!
そんな! 子牛? な? … ん? ぃや?
暴れポニー? の 勢いを鎮め様と
掌をパタパタさせ …
「 … あのね …
内緒だけど …
…" 新人2人 ”…
… 入るって! 」
乃里の情報通は確かだ!
いつの間にか
こんな事まで知っているなんて!
こんなに油断がならない乃里なのに
そこには気が回らない結奈は …
「 … ん?2人も入るんですか?
それってヤッパリ!
マリンさんが凄かったから
その穴を埋めるのには
『 2人も! 』って
GMが判断したんですよね … 」
…?
…「・・・・」…
"… いやちがう!
GMじゃなく!
私が 今 そう 思った の! …“
「 あのねぇ …
ダ・カ・ラ!
新人が入るってことはさぁ …
結奈が先輩になるって事でしょ!
新人の面倒を見ながら!
頑張れば 結奈の実力が!
もっともっと! 出せてさ … 」
………
研修会場は
" 女性だけの職場 ”
に!した! 高井 …
その女性だけの職場にも
油断ならない?
いろいろな事があるから …
乃里が必要で …
… それから幾日か過ぎた
あの日の夕方 …
高井の車は茉由を乗せ
新宿へ向かった …
そう …
乃里からの報告で そうした …
… まぁ … あいつが
" そう決めたんなら? ”
あそこはそうなんだろうなぁ~
結奈より年下の … か?
ま! ミオンの ″ お友達 ” も?
作ってやれるし な …
… いつも忙しい高井は
下々の事まで考える暇もなく!
そこを視てやれる乃里の意見は
スグに採用し …
その …
新しい staff を入れる話を
その日に そこの責任者の
茉由にした …
―
だから …
頼りない茉由が責任者の研修会場では
もう …
そんな乃里がうまく動いて て …
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