また … 景気が良くなりそうだからな …

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 「 … あぁ!    だって!知ってるか? …     あのつぶやきやっぱ!       前社長の娘だろ … 」 『 … え? … そ?      … な の? 』    「 … じゃなきゃ           他人が      ここまでしないだろ?」 『 … ふ ~ ん?    ライバル社かな …   って? も だけど?   まぁ … たし か に?     元社長に娘が      居たんなら?   タイミング的にそう?      なのかなぁ …   … あ! バス来た!… 』      「 … お?        じゃ! またな!」 佐々木は …  佐藤の事も 口にしてしまったのに? 梨沙との話はそこまでで良かったのか             だけど … バスが来ちゃったから? 暫く梨沙とは話せなくなったし?          でもそれで? …   そこからは何も?       メッセージでも?    もうする事もなく!      梨沙からのも待つ事もなく! まぁ … 梨沙もさっぱりした性格だし … それに梨沙の仕事も激務で … 毎度分刻みで忙しいから … … 話に出てきた … その件での自分の仕事もしたし? 佐藤の事でも自分ができる事も? こんなに急じゃ … それに … 佐々木の方からは … 同期の中では 1番 理性的 な! 咲に 佐々木は相談するって?       … 謂ってたから!   … それなら少し様子見?で? だからその後も そんな … 受け身な梨沙からも … なく … でもまぁ …  それほど … 佐藤が会社を辞めること自体は? 不安に? なる 同期たちはなく … だって 佐藤は ただの 無謀男?          で は なく …     … 辞めた後の事だって … そんな佐藤が学習塾を始める事は? 会社を辞めるときに マリンの事も 考え だから その先の事も 考え な! ければ! と! …  … たしかに …       急に決めた事でも? … でも それでも … 佐藤は営業で鍛えた事だけはあって これは急な! だけでなく … そのカタチを整えるにも?   … 佐藤の頭は良く回転し … これは … 他業種への挑戦でもあるけれど … … なにせ佐藤が出た大学は? 都心に在る有名大学でレベルも高い      ところ だった から …   それなら佐藤本人だけでなく?  ここ 都内近郊には立派に!  それぞれが 活躍している!  その!なにかと強い人脈もあって! … それに学生時代はかなり水球にも! 佐藤は真剣にはまり込んでいたから! … そこの先輩後輩たちにだって! いまだに!強い!つながりがあって… だから この同期たちだけでなく  力になってくれる人たちも多く … だから今回も … 佐藤はFC契約で大手の学習塾の 経営を学びながらの起業だけど … その選択のアドバイスにも 佐藤の それを耳にしたそんな周りからだって 良い情報はどんどん入って来てたし … それにそれなら この ご時世の人手 不足も そんな有名大学の現役な後輩 たちをバイトで雇えば そんなに彼ら に好条件を出さなくても 先輩として の 顔で 集められてたし … その大学の学生たちなら講師としても その価値も高く そこの大学を目指す 子供たちも多いだろうから かりに … 他との差別化に?その大学にと特化し た塾にしたとしても?そのモノたち!          良い宣伝にもなるし … だから … さすが 営業として茉由たち同期の中 でも ずば抜けて先を往ってた佐藤!            だけあって … 茉由たち同期も … 佐藤のそんなは なんとなく … そう 予想できる! から … そう聞かされても? 誰も … そっちの話には心配してなかったけど それでも … 佐々木からこの話を聞いた咲は … 「なんでいま?」と 驚き すぐに!      同期を自宅に集めるべく!  … そんな佐藤のタメの会を開いた … だから … 佐々木はそんなときに 佐藤からは出てこない 佐藤が会社を 辞めたほんとの理由に 触れる事は?            できないし … 自分が これから高井に吹っかける! 事も みんなに話せずに … だから その日も … この同期たちには1番 居心地よい! だからみんなを自分と咲の自宅へ            集めたけど … … そんなその場でも … そっちの話が中心にならない様に!  だから何も咲に悟られない様にと … … だから佐々木は自分の仕事の愚痴?            と して? … 妻で仕事でもパートナーの咲にだけ! 咲が一人で忙しく 手を動かしてる キッチンでふたりのときにつぶやいた    「 … なあ咲?         うちの会社 …      地盤改良の さぁ …        特許取ってたか?」 「 … え? あ …     工法のとかの? …   ウン … 取ってるはずよ!    … でも どこの?…  その場所 にも よるし …         まぁ …   同じ様な地盤なら …     同じ工法だと …    思うけど … なに? 」   「 … ん?      あぁ … こんなに     大きな地震があちこち          度々だと …      いま考え中のとこの     地盤も気になってさ … 」 「 … ん? 地震での?   なら? 液状化の? …   … そぅ ね …       そもそも …   地盤改良が必要か       とか …   どんな工法にとか …     気になるのなら   その場所教えてよ    そこが調査済みなら   工法も決められるから    設計課長に私?     確認した方がいい?」    「 … ん?          いや良い …      部長になら俺からも          訊けるし … 」 「 … そう        私 …  打ち合わせがあるまで   会社には往かないし …   訊くのは資料見ながら    そん時のになるし …  課長でも判るけど?   駿が訊く方が早いの?   でも … どんな工法     だったとしても …  液状化に備えるタメの    地盤改良工事は   実際はどれほどの …  それが有効かどうか …   … は 難しいのよ …   地震に備えるタメので      それだって …  想定によるものだし …    それも地震 って …  ほら!本揺れ だけとか      … じゃなく  前後の揺れが有る場合 …   とかその頻度によって …  どれくらいのダメージ       受けるかは …     も … だし …   だから特許とは …    また 別問題 の …        それは … 」   「 … そうだな       俺でもそれは        解かるけど …       営業としては     まずその工事に対する        信用だからさ … 」 「 … ん?    信用 … ねぇ?     うんそうね …     でも?   設計の方としては?  それを謂うなら?   資格を持った者たちが   法的な規制に対する   適格な考えでの     適正な方法で …   まぁだから   その時に想定できる       モノも含め  それらを考えながら   的確な手法をもって  自分たちの技術駆使して    立体に表現しうると   考えられたモノ …        なおかつ    今言われた自社の     特許を取るなどして    認められた優れてる  独自なモノも出しながらの   だから他に負けない?     居住空間づくりで …  … だから顧客には  そこでの生活が健やかな …    安心安全な …      お住いの提供 … 」 「 … んん?      あぁ … まぁ …   そっちはそうかもだけど …    さ … 俺たち営業は!     人を視て する仕事         だからささ … 」 「 … ん?   あぁ … まぁそうねぇ    でも私たちだって!   そこでの 人の …    生活のしやすさ?     居る場所としての   心地よさ? 快適さ …    とかの事も考えて     設計してるけど?   駿の仕事はそうよね …         でも …   私たちのそれがもとに    結局は この会社の  モノとして … 戸建ても      マンションも …  それに完成するまでだって    何度も! 適宜に!   適切な検査も繰り返して!     チェックしながら   造られてるんだから …        それが …  信用にもなるんじゃない … 」   「 … ん?     あぁ … そうだよ …        だから … さ …       信用は大事だ ろ ?」 「 … うん     そうね …    もちろん! … 」 咲とのこんな会話でも 佐々木の          考えは変わらず … … だから佐々木は  皆に気づかれない様にしてるけど?          勢いづいたままで …
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