また … 景気が良くなりそうだからな …

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そんなこの同期会 皆がそれぞれに 気遣いをしてて … 佐々木と咲の間には         もう子供が居て … でもまだその子は幼くて … その子を自分の手で育てたい咲は 佐々木の母と! その子 … を       取り合いになっていて … だからその子が今 … 皆の前に居ないのは … ― それは突然? 咲が皆を 「すき焼きパーティー」を?する           からと集めた …  … から          … なんで? … 「すき焼き」でパーティー?っと     同期全員が不思議がったが … また … 佐々木の母と咲のバトル があったようで … 咲は ずっと! 独りで佐々木の処で頑張り続ける 義母を心配し …        その様子うかがいに!  … 一緒に食事でも と 考え … それに … 咲は … このところ体調も良くなかったので ( … これはのちに判る    つわり状態だったのだが … ) そんな自分と義母の事も考えて … サッパリとした「 しゃぶしゃぶ 」に 招待しようとしたのだが … 誘われた佐々木の母は? 「 すき焼き 」 が良いと言い出した! しかも誘われたのに? そ の!  「 すき焼きが良い! 」 と?  " サッパリとした ” が! 自分をいたわった と! そんな自分を 年寄り扱いしたと        勘違いされたのか? それとも? 可愛い我が子 の 佐々木が? そっち!の 好みを!気にして! 誘ってくれた 咲より も?  佐々木に合わせたかった のか?    … だから? 強く出る? … なので … 体調も良くない咲はそれには … 今の体調だと その匂いも!その濃い口当たりも! それを想像しただけでも … 話してるだけの 今も!    … 気分的にも余裕もなくて … ―          …″ ふぅ ~ ”… …「 お義母さんスミマセン!      私 『 すき焼き 』を!    作った事が無いので!     どんなお肉が良いのか!    分かりませんから!   『 すき焼き 』にするなら!   お肉を買ってきてください!」… ― っと 喧嘩腰に? 嫌味を言い放ってしまった …           すると … 佐々木の母もせっかく咲が誘ったのだ から肉くらい買って 差し入れても        善いような気もするが … ― 「 あら? 咲さん?    その程度なのぉ~?          アナタ?      知らないなら?    調べたらいいじゃない?」    「 その! 賢い頭でねぇ~!」 「 だってねぇ? いつもぉ~?    駿にナニ食べさせてるの?    買ってきたお惣菜ばっかり!           なのかしら?」 ― その佐々木の母親は … 自分のひとり息子可愛さに なにかと咲には手厳しくて … なにせ … そのパワーは … それまでずっと暮らしてた         ところから … … 咲と佐々木の間に入ろうと         乗り込んできて!… しかもそれはそのまま居座り作戦で! こっちの佐々木の住まいだったところ へ! 転がり込み! 佐々木をそこから 追い出して 咲のところへ 佐々木が 移り住む様にと … それは当初 佐々木と咲が自分たち で決めた " 別居婚 “ の 邪魔を する様に …    そして早く孫をと望んだ作戦! それを するほど! 実行力のある 手強い人 で …              ……… … だから咲の日常は … そのチラホラ 目に入る義理の母を    "毎日意識しながら ”  … 自分の仕事も家で続けてて … でも … そんな 咲の 仕事 … 佐々木の母は自分の孫と息子へ の! 世話がおろそかになると …  良くは思っていなくて … だからたびたび登場し! 咲に なにかにつけ嫌味を謂うほどの 事にも なって いて … だから咲は 何も油断できなくて この家を離れたくはないし … 佐々木はそんな咲の 気苦労も解ってるから … だから … このメンバーの同期会はいつも そんな咲のタメに 佐々木と咲の家で行うのが あたりまえに と なっていて … だから … そんな咲が その佐々木の母を意識して 自分が " 完璧 ” なモノに 成ろうと! その母親に試された " すきやき ”  気にして! そんなすき焼きは 以後も咲の         特別なモノで … だから! ここぞとの時は! すき焼きなのだけれど … それも このメンバーたちは        … 知ってるから … よくそのメニューになっても! そっち! に " 聞こえるように ”  咲の事を皆で褒めるし! 佐々木は二人だけの時 じゃない時は!" 聞こえるように ” 時に " 強気な言葉 “       咲に向けたりするし …    … だからさっきもで … だから咲もぬかりなく!  ここで " 気づかれてるときには ” 健気にキッチンに立って       和食を作り続け て … だから … そんなもろもろ も 含んだ この同期会 …    … だから終わり時間も … 咲と佐々木を気遣った 梨沙が切り出した通り … そんなここは 長居はできないところ で … だから … 茉由も怯えるほど … 今も … そっちからの圧も感じる …    … なら! こんな日 でも!… この佐々木と 咲よりも 誰も それぞれの優秀さとかを ここは … 出してはいけないところ で …    … それもこのメンバーは          解ってる から … だけど … 大人なこのモノたちは この日も … ( 孫を確保し! 隠れて居る!        佐々木の母 には ) それを 無粋にも? 直接 … だからわざわざ 挨拶も せず に …    その事も 誰も 口には しない … … カタン! 佐藤:「 … 茉由 は 俺!       送ってく ぞ?」 そんな何かに怯えてる茉由を …     やはり佐藤は守ろうとする … … ダメダメ 茉由:「 … いいよ!       翔太と二人だと       マリンさんが      心配する で しょ? 」 … キョトン 佐藤:「 え? … 」 だからそう謂われた佐藤は マリンの名を出されて驚いた … … ニコ 咲: 「 そうね!」 … ゥンゥン 佐々木:『 そうだぞ!』 … スン 梨沙:「 まぁねぇ~ … 」 … キョトン? 佐藤:「 … そぉ … かぁ~?」 … " いつまでも?        こんなときにも! ”… … 佐藤は無自覚に … ここのだれよりも茉由を心配する … だからそれを … ほかのモノたちはおかしい と           解らせる …
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