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「バカだろ!お前……ノンケなのに、何無理してんだよ!」
「本気で先輩になら抱かれてもいいって思ってたし……今は本気で抱いて欲しいんですよ」
急に抱き締められたことで根本を握られていた手も離れて暴発しそうになった。
正直、それを堪えるのに必死ではある。
今はマジで余裕がなくて本当にシて欲しくなっているから。
あんなに不安だったり、恐怖もあったのに今は……。
「……期待しまくりかよ」
「ーーーっ!!」
急に先輩が離れて先を擦られて、抑え込んでいた欲を解き放ってしまった。
「……あ……」
止めることもできず吐き出してしまったその白濁を呆然と見つめる。
それは先輩の腹を思いっきり汚していた。
「マーキング?」
ニヤリと笑われて、恥ずかしいのに嬉しい気もしてくるからどうしようもない。
「また勃ってきたけど……本当、後悔しねぇ?」
「だから何度言わせたら……」
「人生変えちまうかもしんねぇんだぞ!?抱くのとは違う!抱かれるのは……」
「変えて下さいよ!先輩の後輩じゃなくて俺は恋人になりたいんです!」
先輩の手を取ってその手の甲にそっと口づける。
そのまま先輩を見ると、先輩はグッと涙を堪えていた。
「俺を先輩なしじゃ居られなくして下さい……ね?」
転がって自ら脚を開く。
全てを晒して俺はただ先輩を求めた。
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