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「あ……やぁ……も……」
もうどれだけ指だけで解されているかわからない。
ローションも何度も足されてグチュブジュと響く水音もえげつない。
もう不安とか恐怖なんてとっくに消えている。
むしろ、早く挿れて欲しい。
拡げられるその指ではもう足りなくて、奥までギッチリ埋めてもらいたいなんて思ってしまう。
目に入る先輩の大きく勃ち上がっている屹立。
まだちゃんと巻かれているタオルの下で成長しきったそれから目が離せない。
思わずそこに手を伸ばすと、触れる直前に手首を掴まれた。
「何だよ?」
「あ……もう……」
「ん?」
先輩はわかっているだろうに、ただにっこりと笑う。
「言ってみたら?もう後ろもダラダラでさっきからキュウキュウとえげつねぇけど」
グリグリと弱い箇所を執拗に攻められて思いっきり仰け反った。
強過ぎる快感に思考なんて吹っ飛ぶ。
もう羞恥も何もなくなってどんなことも強請ってしまいそうだ。
「う、あ……早く、んっ!」
「何が?」
「も……ぅあっ!あぁ!」
「タク?何?」
顎を捉えられて涙のせいでぼんやりとした視界のまま先輩を見つめる。
「あぅ……は、あ……」
相変わらず聞いてくるくせに手は止めてくれない。
「ふ……んんっ!!」
「言えねぇの?」
「はぁ……だ、ぁあ"っ!も、これっ!!……あっ!」
先輩の手が片方は俺の中、もう片方は俺の顎にあるお陰でやっとその剛直に触れた。
タオルを剥いで必死にそこに手を伸ばす。
その硬さも浮き出た血管の凹凸も、張り出した亀頭の立派さも……これを受け入れると思うだけでゾクッとした。
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