バイカオウレン

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バイカオウレン

忍ぶれど、梅花黄連胸に抱き   木漏れ日の下出ずる想いに 再びの、溢れるこころ輝きて     一面に咲く、梅花黄連 梅花黄連で二首 春を告げる花、梅花黄連(バイカオウレン) 名前の由来は、花が梅の花に似ていることからバイカ(梅花)、根が黄色いのでオウレン(黄連)とされる キンポウゲ科オウレン属の特徴は根が黄色いところ オウレンとは漢字で黄連と書き、黄色いヒゲのような細かい根を連ねる特徴に由来する 花は直径1.5cm程度で5枚の白い花びらと、中心から飛び出したしべ類があり、一見白い花びらに見える部分は実は萼片(がくへん)である 本当の花びらは、しべに混じるようにして存在している黄色の部分で、よく見るとスプーンのような形をしていて、この部分は固体により数が異なる 葉の特徴としては、縁に切れ込みがある5枚の小葉 常緑多年草で、東北南部から四国の山林、雑木林に自生する 時季としては2月〜3月 花言葉 情熱 二度目の恋 魅力 忍ぶ恋 梅花黄連は、らんまんの主人公である 、牧野富太郎博士が愛した花として有名である     
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