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ネロ「メロ!!?あんまり笑っちゃ彼が可哀想だよ」
メロ「ごめんっごめん!!?あまりにも可笑しくてさ?」
メロ「どうだい?炉雨師?いい絵を描けそうかい?」
花魁炉雨師「さぁねぇ?やっこさんによりやすかね?」
妖鬼「はぁはぁはぁ…頼む…頼む…頼む」
妖鬼「やや辞めてくれ!!?あっしにはまだ…幼い子がいるんです…」
??「この期に及んで命乞いかい?見っともないね?」
花魁炉雨師「一審道中?やっこさんは気が動転しちまってんだよ!!?」
一審道中「くくくっなら審判の扉を潜らせるには丁度良い頃合いだね?後はボクが引き継がせて貰う」
花魁炉雨師「好きにしな!!?あっしはいい絵が描けたらそれで充分だ!!?」炉雨師がそう言った数秒後…カンっカンっという音が響き渡り…やがて妖鬼の意識は遠のいて行く。
「副店長?やり過ぎじゃありませんか?」ふいにのえるのそんな声が妖鬼の耳に響き渡り…彼は目を覚ました。辺りを見渡してみると…先程までとは比べ物にならない程の巨体でこちらを見詰める女性店員の姿がそこにあったのである。
夏目「のえるちゃん?これはキミの為にやったことだよ!!?それにカフェの規約だからしょうが無いんだ」
のえる「わかりますけど…さすがにこれはやり過ぎですよ(汗)っ!!!?」
のえる「あっ!!!?起きたんですね?」
妖鬼「ななな何だ!!?てめぇ!!!?ここは?おっ俺の右腕は?ある?って何じゃこりゃあぁ!!!?」
コースケ「ざまぁ!!?自業自得だぜ!!?鬼族の妖鬼さんよ!!!?今日から2年間てめぇとそこにいるちび助はぬいぐるみのまんまだっ(笑)!!!?」コースケがそう言った先をみると…テーブルをキレイにせっせっと拭き取る前鬼…もといぬいぐるみの姿がそこにあった。
前鬼「よぉ!!?妖鬼?目を覚ましたか?」
妖鬼「あっああ兄貴?一体ここで何してるんでやすか?」
前鬼「何って?掃除だよ!?」
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