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道枝「はぁはぁはぁ」
のえる「店長?どうしたんですか!!?」
道枝「どうしたじゃないよ!!?それで言ってた2人組は?何処に行ったのさ?」
のえる「ココです…」そう言うと…のえるはぬいぐるみになった2人を指で指す。
道枝「・・・・…?」
のえる「あはっ(汗)!!!?」
道枝「あはっじゃない!!?いったいどうなってるの!!?これは!!!?」
のえる「すいませぇーん(汗)!!!?あはあはぁふぅ〜」
数分後…ユーレイカフェ店内
のえる「と言うわけなんです!!!?」
道枝「そういうことね?」
夏目「すいません!!?店長!!?僕の独断なんです」
道枝「いやっ良いよ!!!?そういう状況ならしょうが無いから!!?それより夏目?今日から7日間とある催しがあるのは知ってるね?」
夏目「はぁ?確か?隠り世で毎年行われてる祭でしょ?」
道枝「そっ!!!?毎年この季節になると…祭の影響で隠り世中から人が傾れ込んで来る!!?相乗効果でカフェの売上も伸びるんだけど…」
道枝「極稀に生きてる人間の魂もここにやって来るんだ!!?」
夏目「はぁ…何を言い出すかと思えば…?んなこと言われなくても知ってますよ!!?」
夏目「うちらの仕事は迷い込んじまった奴らの魂の選定をする事?そうでしょ?」
道枝「あっはははは(笑)!!?流石だね?夏目?」
道枝「けど…僕が言いたいのはそう言う事じゃないんだ!!?」そう言うと…道枝はコーヒーをひとくち飲むとフッと息を吐く。
道枝「このユーレイカフェにはね?大きく3つの役割が存在するんだ!!?」
夏目「3つですか…?」
道枝「そっ!!!3つだ!!!?まず1つ目は君が言った通り…魂の選定だ!!!?そしてもう1つは紳士に顧客に向き合う事だ」
道枝「夏目!!?最後の1つは何だと思う?」道枝は夏目にそう問い掛けると何処か懐かしむ様な表情をする。
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