第1話【魂の選定】

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道枝「はぁはぁはぁ」 のえる「店長?どうしたんですか!!?」 道枝「どうしたじゃないよ!!?それで言ってた2人組は?何処に行ったのさ?」 のえる「ココです…」そう言うと…のえるはぬいぐるみになった2人を指で指す。 道枝「・・・・…?」 のえる「あはっ(汗)!!!?」 道枝「あはっじゃない!!?いったいどうなってるの!!?これは!!!?」 のえる「すいませぇーん(汗)!!!?あはあはぁふぅ〜」 数分後…ユーレイカフェ店内 のえる「と言うわけなんです!!!?」 道枝「そういうことね?」 夏目「すいません!!?店長!!?僕の独断なんです」 道枝「いやっ良いよ!!!?そういう状況ならしょうが無いから!!?それより夏目?今日から7日間とある催しがあるのは知ってるね?」 夏目「はぁ?確か?隠り世で毎年行われてる祭でしょ?」 道枝「そっ!!!?毎年この季節になると…祭の影響で隠り世中から人が傾れ込んで来る!!?相乗効果でカフェの売上も伸びるんだけど…」 道枝「極稀に生きてる人間の魂もここにやって来るんだ!!?」 夏目「はぁ…何を言い出すかと思えば…?んなこと言われなくても知ってますよ!!?」 夏目「うちらの仕事は迷い込んじまった奴らの魂の選定をする事?そうでしょ?」 道枝「あっはははは(笑)!!?流石だね?夏目?」 道枝「けど…僕が言いたいのはそう言う事じゃないんだ!!?」そう言うと…道枝はコーヒーをひとくち飲むとフッと息を吐く。 道枝「このユーレイカフェにはね?大きく3つの役割が存在するんだ!!?」 夏目「3つですか…?」 道枝「そっ!!!3つだ!!!?まず1つ目は君が言った通り…魂の選定だ!!!?そしてもう1つは紳士に顧客に向き合う事だ」 道枝「夏目!!?最後の1つは何だと思う?」道枝は夏目にそう問い掛けると何処か懐かしむ様な表情をする。
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