第1話【魂の選定】

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カフェを出てから数分後…道枝はとある場所にいた。道枝が今いる場所は隠り世中枢にある市場と宿場町の堺にある…遊園門と呼ばれる…花魁道中が支配する昔ながらの街並みが整備された旧市街地である。 ??「道枝さん?おはようございます」 道枝「ん?あぁ佐藤さん今日もこっちに来たんですね?」 佐藤「はい(笑)!!?ボクはここのコーヒーが大好きなんですっ!!!?」彼の名は佐藤!!?生前はプロゴルファーとして名を馳せた人物で数年前に他界し…隠り世へと来た人物である。 道枝「あっははっ(笑)!!?いつもありがとうございますっ(笑)!!!?」そう言うと…道枝は軽く会釈してその場を立ち去ってゆく。数分後…道枝はとある場所へと辿り着く。 場所は隠り世中枢にある市場…ここでは主にりんごやみかんを始めとした柑橘類からコーヒーやミルクと言った定番商品までを買うことができる。 ちなみにこの隠り世にて通貨の代わりを成している物は(瑛貨)と呼ばれるコインで…1瑛貨あたり100円程の値打ちがある。 ?「へいっらっしゃい!!?今日も来たんだね?」 道枝「はいっ(笑)!!?今日は幻惑草の茶葉を補充しに来たんですよ!!?」 ?「なるほどねぇ?幻惑草も良いけど零亜草の実なんかどうだい?」 ?「今朝入荷したばかりの質の良い商品だよっ(笑)!!?」 道枝「あっはは(笑)!!?遠慮しておきます!!?うちにはそんな余裕ないので…」 ?「またまたぁ…(笑)!!?どーせ懐にいっぱい溜め込んでるんでしょ!!??」 道枝「無いですよっ(汗)!!!?あっそうだ?魚口さん?何処かでこういう人物見ませんでしたか?」そう言うと…道枝は1枚の写真を見せる。 魚口「さぁーねぇ!!??あっしにはわかんないやっ!!?」
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