NO.3

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ

NO.3

時計の針が示すのはいつも残酷な事実 愛の無い秒針は鼓動よりも逸る 振り返れば淡々と進む日常 脳髄に流し込まれる悲喜劇の欠片 散らばるガラスの切っ先は鈍麻した 刳れる右耳の琥珀色
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!