プロローグ

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プロローグ

ねぇ、君はさ。昔に僕に言ったよね。 君は僕を置いていく癖に、君は僕を許さないのに… なのに、生きろって言ったよね。 僕には君以外どうでもいいのに、 この世界に価値なんて見出したくないのにさ。 ね、グレーテ。 あなたが心から笑える日を、ずっと僕なりに願ってるよ。
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