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「ただ、さっきも言った通り私たちはそれを狙ってはいません」
「あのお方からは
『モデルを手伝え』
としか言われておりません」
「手伝いの過程のなかで皆さんなぜか亡くなられるのですよね、、」
「今のところ100%なんですよ♪」
普段のことをさも当たり前だと語るようにして、
非日常を呟いてくるこの何かに
背筋は凍り鳥肌は止まらず冷や汗は流れ続ける。
心臓はバクバクと煩いくらいに鳴るが、
手足はいつまで経っても温度が戻らない。
もしや、さっき飲んだコーヒーには毒が…?
「でーすーかーら!」
「殺そうとなんてしませんって。
さっきから伝えてますよね?
もしかして話一切聞いてないんですか」
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