一日目・知る

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一日目・知る

「ふわぁ~、もうそろそろ寝るかなぁ~」 誰に伝えるでもなく呟く。 深夜2時、いわゆる丑三つ時と呼ばれる時間だが この時間は深夜帯に生活している自分にとって 至福の時間であり、 睡魔を乗り越えるための闘いの時間である。 このあたりを過ぎればもう眠くはなくなるのだが、、 今日は睡魔に勝てなかったみたいだ。 「今日のところはこれくらいで勘弁してやる!」 深夜テンションによる厨二的独り言がでてくる。 はぁ、むなしっ! ベッドに向かう元気は睡魔によって買い占められていたのでそのままソファに倒れこむ。 「おやすみ~」と架空の彼女に伝え、 俺も睡魔に買ってもらおうとした瞬間、 『ピーンポーン』 舌打ちしたのは言うまでもない。
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