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いじめにあったのは、中学生の時。
2年の夏に、クラスのボス的存在の男子と好きな子が被ったことが原因だった。
その女子の名前は、佐藤まゆ。
笑顔が綺麗な優等生。
クラスのボス、山並流(やまなみりゅう)とは、仲が悪かった訳ではなかった。
寧ろ、良い方だった。
しかし、佐藤まゆが好意を寄せたのは俺で、それが火種となってしまったのだ。
まだまだ青い中学生。
嫉妬は醜く行動へと移る。
俺は、告白を受けたあの日から、クラスの中で"いない存在"となる。
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