Thu-Sun.Apr.2023

2/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
 Fri.7.Apr   「喜怒哀楽」は人生の代表だ。歓びもあれば悲しみもある。  友だちの婚約をみんなで喜んだその日。  たった一人、哀しみを背負う人がいた。  そんなことも知らず、なんと酷いことを聞いてしまったんだろう。  きっかけは他の子に恋人との今を聞いたことだ。その子は順調だと言った。そこで更にふわついた気持ちが高くに昇ってゆく。  もう一人にメッセージを送った。  きっとその子も...  だがその考えが甘いものであると、すぐに思い知らされることとなった。  別れそう。  返ってきたのはその四文字だった。  外では花時の雨が地を叩いていた。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!