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Fri.7.Apr
「喜怒哀楽」は人生の代表だ。歓びもあれば悲しみもある。
友だちの婚約をみんなで喜んだその日。
たった一人、哀しみを背負う人がいた。
そんなことも知らず、なんと酷いことを聞いてしまったんだろう。
きっかけは他の子に恋人との今を聞いたことだ。その子は順調だと言った。そこで更にふわついた気持ちが高くに昇ってゆく。
もう一人にメッセージを送った。
きっとその子も...
だがその考えが甘いものであると、すぐに思い知らされることとなった。
別れそう。
返ってきたのはその四文字だった。
外では花時の雨が地を叩いていた。
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