おばあちゃんの背中

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白菜を切って干し、大きな樽に塩を振りながら入れていき白菜の漬物を 台所の流しの下にはぬか漬けの壺が 私がぬか漬けができるのは このおばあちゃんのお陰なんです 他にいくつか煮物を教えてもらい 私の煮物の味はおばあちゃんの味 そんな私の煮物を食べて「あんたは煮物が上手だ」と母は言います 面白いですよね おばあちゃんは母の妹の家族と同居していました 旦那さんが工務店をしていて おばあちゃんはその職人さんの朝ごはんやお弁当を毎日作ってました 我が家ではこの4月に入り息子も働きだし お弁当が必要に みんなより一足早く社会に出た息子を応援したい気持ちもあり 寝坊助の私はタイマーかけまくりでなんとか早起きしてお弁当を作ってます 旦那一人のお弁当を作るのは苦になっていたはずの私 お弁当が増えるとなると大変になるはずなのに 何故か楽しくなってきたんです 不思議ですね
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