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昔々、荒廃した世界にサクラ好きなおじいさんがいた。
おじいさんは愛でていた、たった一本のサクラの木を切り倒されてしまい、泣いてしまう。
そのサクラは珍しく、花びらが白色に輝いて見えた。
サクラの木を切り倒したことで、この世に緑はなくなってしまった。
おじいさんは海ができるかと思うほど泣いた。
その涙によってサクラは新たな芽をだした。
サクラはおじいさんが亡くなってしまってもどんどん大きく育っていった。
やがては雲も突き抜けて空の上から花びらを降らすようになった。
人々はそれをコップルと言った。
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