イツキ君と藍杝

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先輩の寝顔は可愛いし、ご開帳されたままの下半身を見て、自身の下半身も苦しそうにスラックスにテントを張っていた。 「あぁ、、、くそ、、、」 ぎゅっと唇を噛み締め、近づけていた彼女の顔から離れる。 彼女の解けかかっているパンティの反対側の紐を解き、サッとスカートを元に戻した。 ソファの下に座ってフレーム部分に寄りかかり、右手からはみ出るアダルトなパンティからはぬくもりを感じた。 いけないとは思いつつも、そのパンツを握ったまま自身のバックルに手をかける。 金具部分はシンプルで、革ベルトを手前に返して引くと穴から金具が外れるようになり、ベルトが緩む。 ジッとジッパーを下ろし、目に痛い原色イエローのトランクスが顔を出し、局部を出せるようになっている穴から、元気に飛び出した。 先輩が真後ろにいるのに、先輩の部屋にいるのに。 ぎゅぅんっとした腹から湧き上がる背徳感に駆られて、脱がしたアダルトなパンツを穴の空いているそこに自身を潜らせて、ツヤツヤと輝くパールがいやらしく光を反射した。 この異様な光景が酷くエロティックで、それだけで昂りそうになる。 持て余すレースの紐をぐるぐると自身のソレに巻き付けると、更にエロさが際立ち視界がファンタジックになった。 配信の時はいつもローションをつけ、滑りを良くしてから自慰を開始するのだが、今回はそれが無くても良さそうなくらいに自分が興奮していた。 パンツが触れただけで、先端からトロトロと溢れてきている。 これ、配信したらきっとファン喜ぶんだろうな。 手でしかしたことがないし、初っ端からこんなに興奮してるところ撮ったことなんかない。 先輩のことを見ながら自慰するのはなんだか気が引けてしまったから、パンツだけ拝借したけど、これはこれでかなり凄い背徳感ある。 僕は背徳感に弱かったんだと自覚した。 ゆっくり上下に擦りつけた。 チャラチャラとパール同士が擦れて静かな部屋に小さく響く。 だけどそれがより妄想力を掻き立てた。 先輩を犯している気分になる。 この穴が空いてる部分ってきっとのものだから、この穴に通しているということは、先輩のも同然なのではないだろうか。 「ッ、、、」 想像の中での先輩は酔っ払っていて、僕に甘えてくれるのに恥ずかしがる彼女だった。 いつもはクールなのに、好きな人にはとことん甘えて、可愛くおねだりとかしちゃうそんな先輩。 下着がこんなにえっちってことは、結構えっちなんじゃないだろうか。 もしかして毎夜これを身に付けて1人で自慰を? それとも、電車に乗るたびに痴漢から、、、? いろんな妄想が駆け巡るくらい先輩が予想外なことばかりするから、要らぬことばかり考えてしまう。 好きな人を妄想して辱めて、最低だ。 だけど、妄想の中の先輩も最高に可愛くて好きで堪らないのだ。そこは許してほしい。
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