イツキ君と藍杝

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先輩の可愛いが全部自分のものになればいいのにと思った。 会社にいたあんな下品な奴らみたいだと先輩に見られるのは嫌だ。 少しでも先輩と距離を縮めたい。 先輩のがまた見たい。 そのためにこの会社に入ったのだから。 先輩が1人にならないように、少しでも力になりたいと思ったから。 「ハッ、、、」 配信する時は喘ぐ方が好感度が高くて声を出してることがほとんどだが、流石に好きな人の家の中で喘ぐのは抵抗がある。 元々そんな喘ぐものじゃない。 配信用の演出というものなのだが、あれはあれで自分を盛り上げているのもあって悪くはない。 カメラ前だと緊張しやすく、そうせざるを得なかったわけだけど。 体重を背中にあるフレームに預けていると、肩に落ちたスカートの裾から、香りがした。 先輩の香りがする。 大人っぽくもあるブランド香水の香りは、上品でいてミステリアス。 イランイランも入ってるのかな。 華やかな香りなのに甘ったる過ぎずきつ過ぎないから、何度も匂いを嗅ぎたくなる。 その匂いがまた興奮材料になって、スリっと頬を寄せた。 先輩に触りたい。 後輩として気にかけてくれているだけだとしても、先輩が僕のことを手のかかる後輩だと見ていても、放っておかずに助けてくれる先輩が好きだ。 もっと先輩みたいになりたい。 自分が先輩の右腕と呼ばれるくらいに成長して、居なくてはならないようなそんな存在になって、先輩に良くやったって笑ってほしい。 それで、下の名前で呼ぶ権利も欲しい。 「新城せんぱ、、、」 それは後輩としてなのか、彼氏としてなのかは分からないけど。 「憂里、、さん」 秒針の音も耳に入ってこないほどに、自分の心臓の音がうるさい。 呟いただけでこんなにも心臓が苦しい。 これを恋と呼ばずしてなんて言うのだ。 先輩の見た目に惚れたわけじゃない。 それを先輩に伝えるためには、どうしたらいいですか? 「はっ、、、はっん、、、くっ、、せんぱい、、、せんぱ、ぃ、、、」 擦れるパンツと熱杭に力が入る。 先輩にいつになったら告白ができる? 早く伝えたいのに、もどかしい。 手が届く距離にいるのに、伝えられないのがこんなにも胸が苦しい。 彼女の体温を頭の後から感じて、ズクンと下腹部を刺激する。 触りたい。 目についたビニール袋を見つけ、局部をその中へ押し込むように、激しく擦り上げた。 「せんぱいっ、だいすきっ、すきですっ、、ッ!!」 ぴっ、ぴっと飛び出した乳白色の体液は先輩のパンツを汚しながら放出された。
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