感想・レビュー一覧 9件

小説を書くお手本のような作品でした。

拝読いたしましたm(__)m 僅か3000字のなかにキリリと一本の筋が通り、しかもお題はすべてナチュラルに物語のなかに溶け込んでいる。そしてすべてのお題が必要な要素となっている。流石だと思って何度も読
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前で

翔くんの前で、見えないおじさんが止めてはったんですやろね おばさんを引き寄せ、しっかり感じてくれはったんかも 虫の知らせみたいなので 寸でのところでとどまれた 落ちるとこまでおちそうやったのに うまい
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2500文字以下とは思えない重厚感でした

すべてのキーワードが違和感なく溶け込んでいるのが凄すぎて、2度目はキーワード探しをしてしまいました。 元々、正義感から暴力をふるった主人公は不器用に生きた叔父によく似ていたのでしょうね。だからこそ、叔
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やっぱり神谷さん、凄いわ

ホラーでくるかと思ってたのに、まさかの泣かせるやつ。 どう生きたのか。死にかたではなく、生き方。 あと、キーワードの入れ方が絶妙にうますぎるw
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人生には全くがっかりさせられるけれど

ボーダーラインを超えるかどうか。 そのボーダーラインが見えるならば、まだ希望はあるのかな、と思いました。 叔父の愛、叔母の愛が彼の心の中にあってよかった。 人生は本当にがっかりさせられることの連続だけ
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全てが必然的に

読み終わってから、「どこに単語入ってた……?」ってなるほど、どのひとつも浮くことなく必然的に使われていてあまりのストーリー&文章の滑らかさに唖然としました。 そしてボーダーラインという題名でストレー
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一本の線

生きていると、節目節目で突き放されることも、救われることもあります。 渦中にいるときは良く生きろなんて言葉はなんの意味も持ちません。 そんな過酷な線を幾つも潜っては越えてきた人の言葉は……。 読
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一線を越えるのか、越えないのか……?

この主人公が闇に堕ちていく過程や、ボーダーライン越えるかどうなのかという葛藤など、もっと深いところまで知りたいような知りたくないような複雑な気持ちになりました。怖いもの見たさ、みたいな。 しかし踏み止
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一言 さすがです。

こんなに短い小説なのに、邦画1本観終わったくらいの充実感があります。 綺麗ごとばかりではない世の中で傷つけられながら生きてきた主人公の、「やめよう」の四文字はものすごく重いですね。 彼のその後の人生も
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