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ニコニコ…はいいけど、お冷におしぼり!私は慌てて準備すると席に着いたお客さんの方へ急いで向かう。
ん?
え?まさか…。
ここはあの町から飛行機での移動しかできない場所。いや空港からでもここにたどり着くのは1時間に1本のバスで1時間もかかるのに…。
「ひさしぶり!」
「お久しぶりです」
お客さんは2名。二人とも帽子を深くかぶっていて表情がよく見えなかったから近くにくるまで気が付かなかった。あれから一切連絡を取ってない二人。決してこの二人は友達でも兄弟でも職場仲間でもなんでもない。
私に恋してくれた2人。
蜂谷と主任がそこにいたのだった。
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