ただ見つめているだけ

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「凪子さん」   いつまでも、さん付けで自分を呼ぶあいつに、 「何?智也くん」   と、くん付けで答える私。   つまりは、そういうことだった。   どこまでいっても平行線。   二人の距離は、縮まることはなかった。
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