2.人類の種類

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2.人類の種類

 白銀時代の基底をなす創世神話は、『創世記』と呼ばれます。  この時代の人類は、この『創世記』を共有していて、この『創世記』に始まりが描かれた人類は、十のカテゴリーに分けられます。  発生した順に、“ドラゴン”、“アールヴ”、“ホムス”、“ドヴェルガン”、“コリガン”、“ゾムス”、“シー”、“テルシ-”、“デモシー”、“オブスクルシー”と呼ばれます。  十種の人類のうち、そのほとんどはさらに幾つかの種族に分かれます。  顕著なのが、ドラゴンとゾムス。  ドラゴンは、いわゆる色によって十の部族に分かれ、またゾムスはデミヒューマンの中でも獣人に近い種族の寄せ集めに近い印象……。  作者もまだ書き切れていない、さらには設定しきれていない種族もありますが、今までにどこかで書いたもの、あるいはこれから書く予定のものを記録していきたいと思います。    で、白銀時代の人類と種族を『創世記』での登場順に列挙すると、以下のとおり。 【人類の種類】 1.ドラゴン(龍) ゴールドドラゴン(黄金龍) シルバードラゴン(白銀龍) コッパードラゴン(赤銅竜) パールドラゴン(白耀竜) オブシダンドラゴン(黒耀竜) レッドドラゴン(赤龍) ホワイトドラゴン(白龍) グリーンドラゴン(緑龍) ブルードラゴン(青龍) ブラックドラゴン(黒龍) 2.アールヴ(精人) アルボリアールヴ(樹精人) ウンブラアールヴ(翳精人) フリッグアールヴ(雪精人) ザントアールヴ(砂精人) 3.ホムス(人間) 4.ドヴェルガン(頑小人) 5.コリガン(微小人) 6.ゾムス(獣人) デイノサウリアン(爬虫人) キュノクス(犬狼人) イクティアン(人魚) 7.シー(翅精人) 8.テルシー(地頑人) ロックギガント(赤地頑人) ウィンターギガント(白地頑人) ストームギガント(蒼地頑人) 9.デモシー(異頑人) ミストギガント(黒地頑人) 10.オブスクルシー(暗小人) ゴブリン(小鬼) グリムロック(洞鬼)  彼らはそれぞれ知性と個性を持っていますので、その気になれば、いわゆる“冒険者”稼業も務められます。  しかし本当に彼らがそれをやるかどうかは、彼らの生活圏の状況と条件、及び種族の性格にかかってきます。    次項から上記の人類について、個別に記載します。
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