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(10)オブスクルシー ――暗小人――
『創世記』の中で最後に登場する人類が、オブスクルシーと呼ばれる小柄な人類です。
このカテゴリには二つの種族が含まれます。
ひとつは”小鬼“と呼ばれるゴブリンたち。
もうひとつは”洞鬼”と称されるグリムロックたちです。
どちらも一メートル前後の身長しかなく、他の人類からはひとくくりに”小人”などと総称されています。
さらには他の人類からは、体躯や生活圏が比較的近いコリガンと類縁の人類と思われていて、当のコリガンたちからは「一緒にされてはかなわない」とばかりに毛嫌いされています。
次項から、ゴブリンとグリムロックについて(偏見なしに)記載します。
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