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・ゴールドドラゴン(黄金龍)
ドラゴンの一族をまとめる一族です。
龍気は金色にまばゆく輝く鱗と優美な翼を持っており、神々しい姿をしています。
呼気はイオン粒子束。
価電粒子破壊光線のようなもの、といったところでしょうか。
彼らの古来の本拠は、南大陸中央部のラメッド台地にある”神殿集落”です。
ここには、神々が集い重要な問題を討議する”汎神審議”が開かれる中央万神殿が鎮座しています。
その他にも、彼らが暮らす城塞が幾つかありますが、いずれも高山の頂上に築かれていて、他の人類は全く存在を知覚出来ません。
彼らゴールドドラゴンはおおむね陽気で気さく、誠実で信頼がおける性質をしています。
反面、悪戯好きできまぐれな面もありますが、悪辣な嘘をつくようなことはありません。
また武術にも魔術にも造詣が深く、人間からは想像もつかないほどに広範で深遠な知識を持っています。
神々を除けば、総ての禁咒を知り尽くしているのはこのゴールドドラゴンの長だけです。
(ただし一部の祭文と呪文の中には、パールドラゴンとオブシダンドラゴン、それにブラックドラゴンだけが知っているものもあります)
すべての龍を統べる長の地位は、アヴァターラ家の宗主が代々受け継ぎます。
男性の場合も女性の場合もありますが、普通は長子が宗主となります。
ただし、生まれた子が双子だったときには何らかの競争が課され、勝者が宗主の地位に就きます。
【主要人物】
サーヴァス=アヴァターラ(『破霊の剣』)
ヘリオ=ラ・パンテオン=アヴァターラ(『書記メルローチェと王家の呪い』)
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