第四話 龍の話し

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そんなある日、TVでマツコ・デ○ックスさんが出ていました。 私達が、TVを見ていると 「あぁ今の時代、こうやって人目についても 何も言われないのね…人気もあるみたいだし…」と後ろから阿修羅が言う 私 「だから最初っから阿修羅さんのこと 気持ち悪いって思った事ない! 私は好きやって言うてるやん! 信じたか!」 阿修羅 「時代が変わったのね…」 少しですが、理解してもらいました。 阿修羅さんに帰ってもらったのは、 もうひとつ理由がありまして… 狛犬達が怖がるのです。 前のお話しで、お風呂に阿修羅さんがいた時、 子供達が怖がってお風呂に行かないと書きました。 何故怖がっていたのか… 阿修羅さんの頭のてっぺんに有る 五つ目の顔の問題なんです。 この五つ目の顔は、時々降りてくる。 この顔になると凶暴化するそうです。 そして、狛犬を殺して食べるそうなんです。 阿修羅さんが、部屋にいる時は、 狛犬達は”シーン”として誰一人 口を利かないとD本体が申しておりました。 だから頭のてっぺんの顔が降りてきた時、 喜怒哀楽の四人が抑えるそうです。 お風呂場で四時間居たのは、 五人目が出て来てそれを抑えていたそうです。 そら食われるかもわからない神と 一緒には居れないよね… お母ちゃん勉強不足でした。ごめんなさい。 おかみさんも男化できると書きましたが、 おかみさん曰く、男化したら質が悪く 男神が納得して引っ込むまで、 おかみさんは、出てこれないそうです。 おかみさんと阿修羅さんは、 少し似ていると思いました。
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