第 一 話 我が家は、 相変わらずです。

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先日の事、ご飯を食べていましたら… D本体が、左の方向を見ながら、 「青鬼来とる!物陰からチラチラこっち見とる」 私 「あぁ角のお父さんの青ちゃんやな♪ 角ぉ!お父さん来てるよ♪出ておいでぇ♪」と言い ”パッ”と息を吐くと角は出てきました。 「俺も出るぅーーー!」 「あぁ鬼か?はいはい”パッ”」 「儂も!」 「初代は自分で出てこれるやん。笑」と言いましても 他のみんなと同じように吐き出しました。 その日の夜、夜中”フッ”と目を覚ましたD本体… 私の方を見ると、唇に手をかけ私の口から身体の中へ 入って行く角が見えたそうです。 (うわぁ~気持ちわるぅ)と思い寝返りを打つと 仰向けに寝ながら白目剥いて舌をベロンと出している ”ポンチ”が居たそうです。笑 角よりもポンチの方が気持ち悪かったそうで、 白目も片目だけは、微妙に黒目なので 「そら、他の狛犬ポンチ兄ちゃん大丈夫?って聞くわ! ”パッ”と見ぃ死んでるみたいやもん。笑」 と言っていました。 さてさて話は変わりまして、 Dちゃんは、乃○坂のコンサートへ行きまくり Dちゃんの推しの方が卒業と言う事で、 一緒になって日本全国回っています。 ずーっと家に居ないので(帰って来ても午前二時とか) ポンチがずっとブツブツ文句言っていました。 乃○坂は綺麗な子が多いので、最初は、白石はんから 始まり、今は、飛鳥ちゃん?なのかな? まぁ面食いです。笑 ポンチが「ポンチも一緒に連れて行ってか!大人しくしてるから」と 言っても「おぇは、集中したいんやなぁ」と言って連れて行っては もらえなかったそうです。 何日か経ったある日の朝… 私 「D…私の鍵、どこに居る?」 D本体 「そこの隅に居んで」と指をさしてもらった方向に 私 「なぁ鍵…暇やったら一緒に会社行こぉ」と誘ってみた 鍵は、少し考えた後で、 「あぁうん!行くわ」と返事してくれました。 すると…Dちゃん不在で暇を持て余してるポンチが、 「摩耶ちゃん!ポォンチも付いて行ったろかぁ~」 私は、別に深く考えず、 「来たいんやったら来たらえぇやん」と返事をしました。 すると…D本体が、ゲラゲラ笑いだしました。 私 「どぉしたん?」 D本体 「ポンチもな鍵みたいに誘われると思っとったみたいで 鍵の真似して返事しようと準備してたけど、 摩耶が、来たかったら来たらえぇやんって 言うたもんやからポンチ”あんぐり”口開けて ”えぇ―――”って心の中で叫んどった…笑」 私 「あはは深く考えへんかった… 相変わらず、上から目線で物言うてくるからやん。笑 ポンチ…私はポンチより鍵が可愛いから♪」 ポンチ 「おとさんは、もぉえぇな!ポンチの事、可愛がったってか!」 と拗ねていました。決して可愛がられる態度ではございません。笑
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