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翌日、元の日常を取り戻した街に子供たちの明るい声が響く。
三人も怒られたことなんて忘れたかのように元気に学校に向かっている。
「なあ、今そこで三丁目のばあちゃんが財布が無くなったって困っていたぞ」
海斗が早速二人に耳打ちする。
ぱぁっと輝く瑠奈の顔に反省の色はない。
淳史も財布を探すぐらいなら問題ないだろうと思っているようだ。
やっぱり探偵は簡単にはやめられない、三人はそう思うのだった。
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