プロローグ5

1/1
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ

プロローグ5

姉はこの事務所を守る為に、キャバ嬢になったのよ。 我が身を犠牲にして! 姉は壇蜜に似ているの! 本人は壇蜜より綺麗だ!と言っているのよ。 だから、売れっ子キャバ嬢になったの。 私はキャバ嬢の素質なんて無いわ。 それに、姉からキツく言われているの、 「裕美はキャバ嬢になってはいけない」と。 このあたりが、姉の責任感の強い所よ。 でも、給料が払えずにいたから男性は辞めていったのよ。 仕方ないわ。 でも姉は強気で、次の従業員を雇う事を決めたのよ! 給料も払え無いのにね! だから、姉は仕事の出来具合で報酬性に変えたのよ。 こんな条件で来てくれる人が本当にいるのか?と想っていたところに、物好きな男の人が入社してくれたのよ。 それが杉田公一君よ。 彼は、私より歳下だけど頼りになるの。 柔道四段で、身体も頑丈だし、それに頑張り屋さんだし、責任感も強いし、正直者だし、何かと便利な男の人なの。 それに彼は二卵性の三つ子なの。 彼の双子のお兄さんが、科学者で頭がいいの。 今回の事件も双子のお兄さん修君が解決したの。何かと頼りになるのよ。 もう一人は、女性で美乃ちゃん。私の友達なの。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!