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プロローグ5
姉はこの事務所を守る為に、キャバ嬢になったのよ。
我が身を犠牲にして!
姉は壇蜜に似ているの!
本人は壇蜜より綺麗だ!と言っているのよ。
だから、売れっ子キャバ嬢になったの。
私はキャバ嬢の素質なんて無いわ。
それに、姉からキツく言われているの、
「裕美はキャバ嬢になってはいけない」と。
このあたりが、姉の責任感の強い所よ。
でも、給料が払えずにいたから男性は辞めていったのよ。
仕方ないわ。
でも姉は強気で、次の従業員を雇う事を決めたのよ!
給料も払え無いのにね!
だから、姉は仕事の出来具合で報酬性に変えたのよ。
こんな条件で来てくれる人が本当にいるのか?と想っていたところに、物好きな男の人が入社してくれたのよ。
それが杉田公一君よ。
彼は、私より歳下だけど頼りになるの。
柔道四段で、身体も頑丈だし、それに頑張り屋さんだし、責任感も強いし、正直者だし、何かと便利な男の人なの。
それに彼は二卵性の三つ子なの。
彼の双子のお兄さんが、科学者で頭がいいの。
今回の事件も双子のお兄さん修君が解決したの。何かと頼りになるのよ。
もう一人は、女性で美乃ちゃん。私の友達なの。
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