完成

1/1
前へ
/15ページ
次へ

完成

私は米の炊く準備を終わらし、パティの下準備を終わらせた。 次に冷蔵庫に入れていたパティを取り出したら、形成する。 表面にヒビが入らないように丁寧に形成する。 あ、特別なハンバーグにするんだった、と冷蔵庫からあるものを取り出し、パティで包む。 「喜んでくれるかな。」もう一度形成しながら微笑みを浮かべる。 空気を抜いて、ヒビが出ないように形成が終わったら、フライパンに置いて、真ん中を凹ませる。 火をつけて、強火で3分片面を焼き、3分経てば ひっくり返して強火でまた3分焼く。 蓋をして、弱火でまた3分。3分経ったら、 またひっくり返して3分焼く。 焼けたら蓋を外して強火に、酒を入れてフランベ(香り付け)を。また蓋をして蒸し焼きをする。 焼けたら火を止めて蓋を開ける。 みるとふっくらとした綺麗な表面が食欲を唆る。 「美味しそう…。」思わず声が漏れる。 食べたくなるが、おっと危ない。 食事の準備をしなくては、フライ返しを使って、 ハンバーグを皿に移す。 ハンバーグを全て移したら、少し余った肉汁を使って付け合わせの野菜を焼く。 さっと焼いてしまい、皿に移したら、 まだ残っている油でソースを作る。 醤油、みりん、などを混ぜ合わせ、火を軽く通し、ハンバーグの乗った皿にソースをかけていく。 「よし、完成。」 綺麗に盛りつけができた。なかなかの出来だ。 お兄ちゃんと、お友達さんを呼ぶとするかな。 「おにぃー。ご飯出来たよー。」 少し大きめな声で上に通るように声をかける。 声をかけたから、お兄ちゃんが降りてくるまで ご飯を盛りつけたり、味噌汁の仕上げをして、器に入れて、テーブルに並べようっと。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加