第三話

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 プレイルームにはスイッチが置いてある。  小さい液晶テレビに繋げてある。  普通の小学生が勉強している時間にゲームをしているなんで罪悪感があるなぁ。  これもフリースクールっぽいけど。  僕も荒波君も今からやろうとしている格闘ゲームが得意。  互いに同じくらいの勝率だ。  僕達はお気に入りのキャラはいるけど、全てのキャラを使いこなせた。  キャラで性能もまったく違うし、本当に奥の深いゲームだ。  一時間やって、僕達は飽きてしまった。  ゲームを終え、僕は適当に勉強して帰ろうと考えていた。  夕方五時、自宅マンションに帰ってきていた。  青空の閉館時間までいなかったのだ。
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