第三話

42/65
前へ
/307ページ
次へ
 2番と対する。  牽制を入れつつ、1球目を投げると大きく外れてしまう。  2球目もボール。  3球、4球と外れてしまう。  フォアボールで満塁になる。  天笠さんが投げていて一番のピンチかもしれない。  野原さんが立ち上がって、プロテクターをどんと叩いた。 「大丈夫!」  そう一言、ミットを構える。
/307ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加