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バッドホップス先攻で試合が始まった。
1回表、先発マウンドに立つ片岡君は速いストレートを投げ込む。
110キロ位は出てるんじゃないだろうか。
三振で始まり、ファーストゴロ、三振と力で圧倒していた。
皆が喜々とした声を上げ一塁側ベンチへ引き上げる。
片岡君は角度のあるボールを投げていた。
(何かウズウズしてきた)
ピッチャー経験者だから気持ちが高まる。
「さー好きに打っていきなさい!」
黒野さんか手を打ち鳴らし、声を上げた。
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