第二話

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 四月下旬、季節外れの暑さが続いていた。  私、蕨美姫はフリースクール青空に通って毎日を過ごしていた。  相変わらずマスクはかかせなくて、青空の人達とはコミュニケーションは取れるも、他の場所は苦手としていた。  青空に友人、天笠凪咲ができた事が安定して登校することにつながっている。 ーー第四金曜日。  ナギサと勉強をしていた。  森木さんに教えてもらいながら問題を一つずつ解決していく。  休憩中、ナギサがゴールデンウィークはどこかにいくの?と尋ねてきた。
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